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離婚したくない方

今、離婚したくないと思っている方というのは、相手から離婚を切り出されているけれど離婚したくないと思っている方かと思います。

その場合、大事なのは、離婚したくない理由は何かです。

もし、条件によっては離婚してもいいと思っているのでしたら、どういう条件で離婚できるかを考えてみるとよいと思います。離婚を相手に切り出されている場合、もちろん離婚を回避してよい関係を構築し直すことはできることもありますが、結局できないということも多いでしょう。結婚というのは気持ちでつながっているところが大きいからです。単なる不和とか喧嘩が多いということを越えて、離婚についてまじめに話し合いを一方が持ち出している場合(相手に弁護士がついているような場合)、なかなか相手の気持ちを変えていくのはエネルギーがいることですし、条件によっては離婚してもよいという気持ちがこちらにもある場合には、そもそも相手の気持ちを変えようとすることができるか疑問もあります。条件はどうなんだろう?と思うのは当然のことで、打算でも何でもないと思います。結婚生活は法的には同居する経済共同体なのですから。財産分与とか親権・養育の基礎知識を読んでちょっと基礎的なことを勉強してみて、自分の場合どういう条件になりそうか考えてみてください。疑問なことがあれば、当事務所の法律相談をご利用ください。(離婚するかどうかはわからないけど離婚するとどうなるかきいてみたいという方でも、もちろん法律相談はご利用いただけます)。

条件がどうであれ、離婚したくない場合には、そもそも「離婚しないぞ」とがんばっていられるのかを確認する必要があります。これについては、「離婚の手続き」のQ&Aを見てみてください。また、個別のことについては法律相談でご質問ください。

いくら離婚しないぞ!と思っていても、離婚原因があると判断されて、自分は嫌でも強制的に訴訟で敗訴して離婚させられてしまうことがあるので、これに注意してください。日本の民法では、破綻主義をとっており、別居が長くなると離婚したくないと片方が言っていても破綻していると判断されて離婚が強制的にさせられることになります。

相手が有責配偶者であれば、かなりの長期の別居でないと離婚は認められませんが、その場合でもいつかは離婚になるでしょう。

もし、あなたの場合が、離婚原因があって離婚させられてしまいそうな状況であったりそれが近い将来起きることなら、考え方を変えて、どうやったら再出発できる有利な離婚ができるかを考えたほうがよいことになりませんか?そうでないと、嫌だと思っていた離婚を、あまりよくない条件で強制され、再出発のビジョンもないということになってしまいます。

女性の場合、離婚したら慰謝料がもらえると思われている方が多いですが、貰える場合と貰えない場合がありますし、離婚後の生活を維持するにはとても足りない金額です。財産分与という制度もありますが、あくまでも夫婦間で築いてきた財産がプラスの場合にのみ、それを分配できるのです。ですから、ご自身の場合、どうなるのかきちっと知っておいて対応策をたてておく必要があるでしょう。

また、相手が出て行ってしまって別居状態にある場合なら、離婚しないで別居しているとどういう権利があるのか、確認しておいたほうがよいので、「別居に関する問題」の部分も見てご参照くださいね。

お気軽にお電話ください! 03-6380-9593

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